じゃがいもの芽について紹介、毒や中毒症状、致死量や死ぬ?取る、取り除く方法とぶよぶよや保存

スポンサード リンク



じゃがいもは保存がきいて非常に便利な食材です。
しかし、うっかり放置しておくと芽が出てしまいますよね。

いくら常備できる野菜とはいえあまりに長く保存をすると芽が出てしまいます。
芽が出てきたジャガイモは料理に使えるのでしょうか。
また出てきた芽はどこまで取り除けばいいのでしょうか。

そして今後はジャガイモの芽が出ないように出来るだけ長く保存をしていってみてください。今回はその方法も紹介します。

ということで今回は芽が出たじゃがいもについて紹介します

じゃがいもの芽が出たら?

ジャガイモの芽には毒性があるということは有名な話です。
そのため芽が出てきたジャガイモは食べることができないとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

しかし実際のところは、食べられないと言う事はありません。

芽を取り除けば食べることができますので、決してじゃがいもをまるまる捨てないようにしてください

ジャガイモの芽には毒があり、中毒症状は?

ジャガイモの芽には毒性があります。
チャコニンやソラニンと言った名前の毒です。
これを食べることで食中毒を引き起こします。

中毒の症状ですが、一定量食べる事でお腹が痛くなり、下痢や嘔吐を引き起こします。
さらにはめまいや頭痛も起きてきます

ただしこれは一定量のジャガイモの芽を食べた場合であり、
多少食べたくらいでは食中毒を引き起こすことはありません。
「ちょっと食べてしまった」ということで、心配しすぎないようにしましょう。

大人なら大丈夫なのですが、小さなお子さんは少量でも食中毒となる危険性があります。
少し昔の話では小学生が家庭科の調理実習で、ジャガイモの芽をそのまま調理したことによって、食中毒になったということがありました。

いずれにせよ、じゃがいもの芽は少量であれば食中毒のリスクも大きくありません。
食べてしまった場合は、一旦様子見をしましょう。

じゃがいもの芽の致死量は?死ぬ?

ジャガイモの芽の致死量ですが、200から350mgのチャコニンやソラニンを摂取すると致死量になります。
これはじゃがいもおよそ2.5キロほどです。
結構な量を食べない限りは死に至ることはありません。

だからといって、バクバク食べると食中毒になりますので危険なことは変わりありません

毒による死が心配かもしれませんが、
ジャガイモの芽を食べて死ぬと言うことはまずありませんので、
怖がらずジャガイモの芽を取って調理をしていってください

じゃがいもの芽は取る!とり方は?

なんだか芽の出たジャガイモがこわくなったかもしれませんが、芽を取り除けば大丈夫ですのでしっかりとした処理をしていきましょう。

芽の出たジャガイモで食べていけないのは、ジャガイモの芽と緑色になった皮の部分です。
もしじゃがいもがそのような状態になっていれば、取り除いてあげましょう。

包丁でじゃがいもの芽を取る

じゃがいものくぼみ部分にジャガイモの芽は生えます。
取り方は、包丁の角を使って芽の根の部分を取り除いていきましょう。

ピーラでじゃがいもの芽を取る

またはピーラーにあるジャガイモの芽を取る機能を使うと良いでしょう(突起の部分です)
動画ではピーラーの先にある、とがった部分になります。
i型ピーラーは性能がいいので、そのまんま芽を取ることが可能です。

じゃがいもの芽が伸びてぶよぶよに……

ちなみに長い時間の経過したジャガイモは、芽が大きくなりぶよぶよになっていることもあります。一応、食べることは可能です。

そのようなジャガイモは念入りに芽を取り皮を剥くようにしましょう

ただし、ぶよぶよのジャガイモは食感も味もだいぶ落ちてしまっています。
煮物や濃い味の味付け料理に使って行きましょう

じゃがいもの芽が出にくい保存方法

ジャガイモを長期保存するコツを紹介します。
一言で言うと湿気に注意して冷蔵保存をします。
そのためにはまずじゃがいもを新聞紙で包みましょう。
袋入りのジャガイモは一つ一つ取り出しましょう。

新聞紙で包むことによって、湿気を抑えることができます。
また日光に当てない効果もあります。

新聞紙で包んだら冷蔵庫に入れましょう。
温度が低い場所におくことによって、じゃがいもの芽の成長スピードを遅めることができます

このようにすることで、常温保存と比べて長く保存することができます。
じゃがいもは常温で保存することができますが、長期保存する場合は活用してみてください。
すぐに使う場合は冷蔵保存をしなくても大丈夫です。