アイスクリームの盛り付けに欠かせないのはディッシャーですよね。アイス屋さんはもちろん、ご家庭のアイスの盛り付けにおいてもディッシャーは頻繁に使用されます。
さてこのディッシャーなのですが、実はサイズが色々とあるのですよ。
一見すると全部同じサイズのように思えるかもしれませんが、様々なサイズがあり、細かくわけられているのですよ。実際のところサーティンワンなどでは、三種類のディッシャーを使い分けているのです。
ディッシャーに様々な種類があるのは、『用途に応じて使いやすくする』という理由(意味)があるためです。
ドーンと大迫力なアイスの盛りつけ用のサイズもあれば、パフェの食器に入れやすいようコンパクトなサイズもあります。ディッシャーのサイズについて色々と学んでみると楽しいですよ。
ということで、今回はそんな【ディッシャーのサイズ】についてご紹介します。
目次
ディッシャーのサイズって?
ディッシャーのサイズですが基本的には『cc』で分けられています。
『cc』というのは理科の実験や料理レシピなどでお馴染みかもしれませんね。
ビーカーに蒸留水150ccとか、豆乳100ccとか、オレンジジュース50ccと表記されているのを見たことがあると思います。
それらと同様にディッシャーも『20cc(サイズ)』だとか『45cc(サイズ)』というようにサイズの種類があるのです。
私が確認できた限りでは、以下のようなディッシャーのサイズがありました。
- 5cc
- 8cc
- 9cc
- 13cc
- 15cc
- 16cc
- 18cc
- 20cc
- 25cc
- 28cc
- 40cc
- 50cc
- 53cc
- 60cc
- 63cc
- 68cc
- 70cc
- 80cc
- 90cc
- 95cc
- 113cc
いわば5cc~113ccというのがディッシャーのサイズの範囲といえるのではないでしょうか。
詳しく探せば、もっと見つかると思います。大手ネットショップさんでは様々なディッシャーを取り扱っていますので見てみると良いですよ。
ポイントディッシャーのサイズはたくさんあり『cc』で表わされる。5ccという小容量から100ccを超えるものまで
実際の店舗で使われているディッシャーって?
実際のお店ではどのようなサイズのディッシャーが使われているのでしょうか。数は多くないのですが、わかる範囲で紹介してみます。
ジョナサン
- 15cc
- 25cc
- 50cc
ブルーシール
- 84cc
サーティワンアイス
- 70cc(キッズ)
- 110cc(レギュラー)
- 140cc(キング)
という感じですね。
もし「アイスをすくうディッシャーが欲しいんだけど、サイズはどれがいいの?」という方は参考にしてみてください。
サーティワンのような業務用ディッシャーは手に入りづらいかもしれませんが、50ccのディッシャーで二回、三回と調整すれば、業務用に近い分量をすくうことができるでしょう。
2Lのアイスであれば、100ccで20回、50ccなら40回という感じです。
ポイントお店で使用されているディッシャーのサイズを参考にすると、目的のサイズが選びやすい。
アイスが固いとディッシャーは壊れるので注意!
ちなみにディッシャーというのは、耐久性が優れて高いというものではありません。
カッチカチの伸びない粘土のような硬さを誇るアイスを無理矢理取ろうとすると、バキッと故障してしまうことがよくあります。
ですのでアイスをすくう際には、硬さに注意して使用しましょう。あまり冷やし過ぎないことが大事なんですね。
バニラアイス系であれば、冷やす温度はマイナス12℃までにとどめておきましょう。それ以上低い温度だとアイスが固くなりすぎてしまいます。
ポイントアイスが硬すぎると、ディッシャーは壊れてしまう。取る際には柔らかくしておく。
まとめ
はい、というわけでまとめてみますと、ディッシャーについては次のとおりです。
- ディッシャーのサイズはたくさんあり『cc』で表わされる。5ccという小容量から100ccを超えるものまで
- お店で使用されているディッシャーのサイズを参考にすると、目的のサイズが選びやすい。
- アイスが硬すぎると、ディッシャーは壊れてしまう。なので取る際には柔らかくしておく(マイナス12℃より低くしない)
もしこれからディッシャーを購入しようとお考えであれば、用途をはっきりと決めて、適切なサイズのものを選んでみてくださいね。