今や机といえば高さが1m位の、学校で使う机や学習机をイメージすると思います。
ですが、昔の日本では机といえば座卓が普通でした。
昔の生活に馴染みがない方は、座卓とは一体何なのかわからないかもしれませんね。
今回は座卓とは、座卓のメリットデメリット、座卓で勉強する?など紹介します。
座卓とは,座卓で勉強することのメリット、デメリットなど
座卓とは床に座って利用する机(テーブル)のことです。
基本的に床に座った時の体の高さにあわせた机ですので、低い高さが特徴です。床に座る姿勢として正座やあぐら、体育座りがありますが、その姿勢でちょうどいい高さとなっていますね。
座卓は主に床に座って食事したり勉強したりするときに使います。昔ながらの生活を愛する方は座卓を使っているかと思います。
海外でも座卓に当たる、ローテーブルというものがあります。海外では床に座らずイスやソファに座ります。そしてソファに座った時のひざくらいの高さにローテーブルがくるようになっています。マグカップや雑誌を手軽におけるテーブルとして使っていますね。
座卓のメリットやデメリットは?
日本の座卓はメリットやデメリットがそれぞれあります。座卓を実際に使っているかたの意見を紹介します。
座卓のメリットは…
- 椅子がないので、即座にゴロンと寝転んでノビノビできる
- 値段が机と比べて比較的安価。
- 座卓の移動が机よりも簡単に行える
- 和室の机はやっぱり昔ながらの座卓で
- 冬はこたつ(座卓)!
座卓のデメリットは
- 長時間使っていると体がギシギシする。特に関節痛があるとキツイ。
- なので長時間集中できない
- 猫背や姿勢が悪くなりがちなので、座椅子がほぼ必須
という意見がありました。なんとなくイメージできるのではないでしょうか。
勉強するなら座卓?机?どっち?
ちなみに座卓と机の両方を経験した方は、机+椅子のほうが良いという方が多かったです。
まず椅子があれば自由に高さ調節ができるので、自分にあった机の高さに調節ができます。なので腕が痛くなることもなく正しい姿勢を維持しやすいのです。座卓なら椅子がなく座卓の高さをいちいち調整しなくてはいけませんので、面倒ですよね。(座卓用のイスはありますが高さを調節できるようなものではありません。)
また今では机用の椅子の種類がいろいろとあり、体への負担が少ない高級椅子があります。
そのような高級椅子であれば体への負担が少なく長時間の作業もでき、結果的に効率があがってきます。高級イスで趣味の絵かき、東大受験、資格勉強において成功している方もいらっしゃいます。
座卓は長時間すわっていると、負担がかなりかかります。
ということで勉強するなら、座卓よりも机+椅子に軍配が上がるような気がします。もちろんこれは個人の好みであり、座椅子のほうが体にあっているという方もいらっしゃるでしょう。
この辺は座卓と机の両方を体験して、どちらがいいかご自身で判断してみるといいですね。
はい、ということでまとめると
- 座卓とは床に座って使う机。
- 座卓のメリット・デメリットはそれぞれ。
- 勉強机には座卓より机+イスがいいかも?
という感じです。参考になればと思います。