灯油をこぼした際の処理から、元に戻るまでやることを紹介

もし灯油をこぼしてしまった場合は早急に処理を行う必要があるでしょう。

これから灯油をこぼした際の処理についてご紹介します。処理についてはこぼした場所がどこであっても同じです。

外であっても、コンクリートの上でも、玄関でも、車の中でも同じ処置方法を取ります。

灯油をこぼした際にやるべき処理1

こぼした場所がどこであろうとまずは、灯油を拭き取ってください。拭き取るのはタオルでも新聞紙でも構いません。タオルであれば乾いたタオルで拭き取りましょう。

灯油を少しでも多く吸収するためです。100%すべての灯油を拭き取れなくてもいいので、一通り灯油を拭き取りましょう。第一段階はこれでOKです。

もし灯油をこぼしてしまったとしても落ち着いて対処しましょう。灯油は油の中でも引火性が低い油ですので、そうそう火が点いたり爆発などをすることはありません。

むしろ慌ててドタドタして、灯油をさらにこぼしてしまう方が大変ですからね。
なのでまずは落ち着いて、灯油をできるだけ新聞紙やタオルで拭き取ることが先決です。

灯油をこぼした際にやるべき処理2

続いて第二段階です。灯油を拭き取ったら、後は換気を良くしましょう。灯油を揮発させて拭き取れない分を処理してしまうのです。

灯油は乾燥させると揮発して、そのままなくなってしまいます。こうすることでタオルや新聞紙で拭きとれなかった分が消えて、元に戻っていくのです。ですのでなるべく換気を良くして、乾燥をさせましょう。

玄関であればなるべく扉を開ける。車であればドアを開ける……などのことをしましょう。

そこまでしなくても放置していても自然に換気されて乾燥しますので、どうしても寒い場合は無理しなくても大丈夫です。

早ければ、晴れの日にポカポカの日光を当てることで、3時間ほどで元に戻ったりしますからね。もちろん一日以上かかる場合もありますが、換気を良くすることで、いずれはしっかりと元に戻ります。

ですのでこぼしてしまってすぐの段階では心配になるかもしれませんが、自然の力にお任せしましょう。必ず元に戻ります。

灯油をこぼしたから、車内が・部屋内が臭い!

「こぼしてしまったから、灯油くさい……」とお悩みになるかもしれませんね。ですが、なるべく乾燥するまで我慢しましょう。

この灯油というのはなかなか消えず、臭いがこぼした場所に溜まってしまうものです。
しかも臭い取りなどで処理をしても、灯油の臭さは残ってしまいます。

消臭剤でなんとかしようとする方もいらっしゃいますが、実は効果がありません。

ではどうすればいいかというと、単に乾燥させればいいのです。灯油は揮発性があり、乾燥させるほど臭いが飛んでいくのです。なので上記で紹介した通り、臭いに困ったら換気をよくしましょうね。

ですので灯油をこぼしてしまった場所はなるべく拭き取って、あとは乾燥をさせるようにしましょう。乾燥させると言っても室温などを多少上げればいいだけですし、常温のままでも大丈夫です。時間をかければ灯油は完全に揮発しますので、焦らずに待ってみてください

車内に灯油をこぼした場合について

車だと「クリーニングが必要!?」と焦るかもしれませんが、必要はありません。乾燥させれば元通りですからね。

マットにこぼした場合は丸洗いしましょう。このとき、台所洗剤をつかうといいです。洗剤には界面活性剤という、油汚れを溶かして落とす効果があるので、マットの灯油を落としてくれるのです。

シートなど丸洗いできないものの場合は、灯油を拭き取ってアルコールスプレーをしましょう。灯油はアルコールと混ざって中和する作用があるので、アルコールを吹きかけることで灯油が蒸発・揮発しやすくなるのです。

ドラッグストアに行けば『パストリーゼ77』というようなものがあると思いますので、活用してみてください。

拭き取ったタオルや新聞紙は?

灯油を拭き取ったタオルは乾燥させましょう。水と油は混ざらないので、タオルを水洗いしたところでゴミは落ちても灯油は落ちないのですが、乾燥させて揮発させることで灯油はなくなります。

なのでタオルを一旦洗ったら、臭いを気にせず乾燥させておきましょうね。

新聞紙はそのまま燃えるゴミに捨てて大丈夫です。燃えだして大惨事にならないか心配かもしれませんが大丈夫です。灯油の発火点は40℃~であり、冬期間であればその温度に達しないため、ちょっとやそっとでは発火しないためです。

仮に40℃を超える猛暑日であっても、火が近くにないと発火しません。したがって灯油を拭いた新聞紙は、そのまま可燃ごみ(燃えるごみ)に出して大丈夫です。

心配ならば生ゴミを包むといいでしょう。生ゴミは水分を含むため、新聞紙がそれを吸って燃えにくくなるためです。

まとめ

はい、灯油をこぼした場合の処理についてまとめますとこのような感じです。

  • 灯油をこぼしたら、タオルや新聞紙などで拭き取るあとは換気を良くして乾燥させる。乾いたらOK
  • 防臭グッズで無くならない臭いは乾燥させることでなくなるので、はやくなんとかしたいなら換気を良くする
  • 車内の灯油は、丸洗いできるなら丸洗い。できないならアルコール中和
  • 拭いた新聞紙はそのまま燃えるゴミでOK

こぼしてしまった瞬間は驚いてしまうかもしれませんが、落ち着いて対処をすればどうということはありませんからね。人間である以上灯油をこぼしてしまうことは仕方がありませんし、その対処法をしっかりすればいいだけです。

今後も安全に灯油を取り扱って、寒い時期を乗り切っていきましょう。