寒い時期になるとお世話になるカイロ。
袋から取り出して寒さでこごえる体に装着する瞬間は、寒い時期のひとつの快感ですよね。
特に外で作業したり、お出かけしたり、寒空の下のテーマパークで一日中遊ぶような時は、カイロが欠かせないでしょう。
そのカイロですが貼る場所によって効果は結構変わってきます。
このことを知らずに2枚、3枚と貼っても効果的ではないのです。
逆に知っていれば、1枚のカイロだけでもだいぶ温かいものなのですよ。
せっかくのカイロなのですから、最大限体があったまるような場所に貼りたいものですよね。
覚えておくと簡単ですので、ぜひとも実践してみてください。
今回はそんな【カイロの熱が効果的になるような、体に貼る場所】についてご紹介します。
カイロを効果的に貼る場所はズバリここ
早速ですがおすすめの場所をご紹介します。
それはお腹です。
お腹の骨のない部分にペタリと貼りましょう。
おへそとかおへそ周辺が良いですね。これだけでOKです。
実はカイロというのは、血管を温めてそこを流れる血流を温めるのが主な役割です。
そしてお腹というのは太い血管が集中しており、ここを温めることで全身が効果的に温まるのです。
よく「お腹を冷やしてはいけない」だとか「お腹を温めましょう」ということが言われていますよね。
そのくらい実はおなかというのは全身の体温にとって大事な部位なのです。
ポイントカイロを効果的に使うなら、貼る場所はお腹がベスト
ちなみに足元が寒い場合は、こういう方法もあります。
全身のポカポカをさらに効果的に持続させる方法
そして貼る場所だけではなく、カイロの熱を逃さないようにする工夫もしましょう。
それはガードル(腹巻き)を、カイロに合わせて装着することです。
カイロをお腹に貼ると、全身がポカポカしてきます。
そのポカポカの熱を腹巻きで包んで、さらにお腹をポカポカにすることで、より効果が出てくるのです。
カイロでお腹を温める⇒全身がポカポカする⇒腹巻きでさらにお腹ポカポカ⇒全身がさらにポカポカ……
熱循環システムのような感じですね。
カイロの貼る場所も大事ではありますが、もうひと工夫することで、より効果的になるのです。
ポイント腹巻きで全身のポカポカ効果を引き上げる
カイロを貼る場所によっては効果的にならない。その場所とは?
ちなみに豆知識ですがカイロが効果的ではない場所、カイロを効果的に使うなら避けた方がいい場所もご紹介します。
どうすればいいかというと、骨の多い部分に貼らないということです。
具体的には胸や肘(ひじ)や膝(ひざ)といった、骨が体表近くを通ってるところですね。
というのもカイロのぽかぽかは体の表面近くほど効果があり、カイロから離れるにつれて、ぽかぽか効果は薄くなってきます。
カイロというのは血管をたくさん温めて、そこを通る血流が温まるようにすることで、全身を温めるものです。
すなわち、体の近くに骨があるということは骨を温めることになって、そのぶん(骨が存在するスペース)の血管が温まらなくなってしまうのです。
ですので骨のない部位に比べて血管が少ないという意味では、効果的ではないんですね。
なので、心臓、胸(胸骨周辺)、ひじ、ひざあたりは貼る場所として効果的ではないので、避けた方がいいでしょう。(特に心臓付近に関しては、カイロの注意書きでNGと書いている場合もあります)
ポイント骨の多い部分に貼らないことで、カイロの効果を無駄にしない
まとめ
はい、ということでカイロを効果的にするための、貼る場所をまとめますと
- おすすめの貼る場所はズバリ、お腹
- お腹にカイロを貼り、ガードル(腹巻き)を巻くと効果的
- 体の表面に骨が多く存在する場所は、逆に効果的ではない
という感じですね。寒い時期はカイロでポカポカと、無駄なく温まってくださいね。